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話しかけないでください。オタクのことが嫌いです

オタクの嫌いなところを列挙したり解説します。ときにはオタク達の矛盾を指摘します。話しかけてもいいですよ。でも。オタクのことが嫌いです。

批評について本気出して考えてみた

これまで本気を出していなかったというわけではもちろんないし、僕の本気などたかが知れていますが、一度、まぁ、自分の本来の思考に沿ってそろそろ考えてみようかなと思い書いてみます。 というのも僕はもともと理系出身で、思考の傾向もそっち寄りでして、…

存在論的、郵便的に思い出せ/踊り出せよディスコテック!

いま東浩紀さんの『存在論的、郵便的』という本を読んでいるんですけどこれが非常に面白くてそれも単に面白いだけじゃなくて本の中で論じられるいくつかのガジェットというか方法というか見方みたいなものを自分でも使ってみたいという気持ちにさせられるあ…

かわいいと批評 死角にあるもの

前回の記事の後半で「かわいい」について触れ、その可能性についても書きました。 q9q.hatenablog.com ただし「かわいい」について説明が不十分だなとも感じていて、それについて今回は書いてみたいと思います。 なお、前回の記事にも書きましたが僕は男性で…

かわいい反知性主義を生きろ

さて、またしても、という感じですが批評再生塾の課題に外野からチャレンジさせて頂きたいと思います。 school.genron.co.jp 今回のテーマは、身近なものの中に潜む「アメリカ」、それを通してみる日本、日本人です。見出す対象は、あらゆる分野の作品、現象…

ニュートリノを批評する

……ニュートリノ…………ノーベル賞………… つけ放しにしていたテレビからふと耳に絡みついた単語に僕はギクリと背筋をふるわせ やはりか……と呟いた。 <彼女>との出会いはいつだっただろう? いや、私的な話はよそう。こんなときに限って親密さをアピールするよう…

不条理な批評 ただの野性の爆弾たち

批評はどう書くべきか? 批評とはどうあるべきか? ということについて、最近よく考えます。僕が考えることじゃないかもしれませんが、よく考えます。 それというのも、僕は前回の記事の中でも書いたように「批評とは外部の視線の導入である」という考えに賛…

ことば<ベルク・カッツェ>を超える者 一ノ瀬はじめ

既に二度ほど挑戦している批評再生塾の課題に、今回も挑戦してみたいと思います。 現在の最新課題は第9回「文化について書くことで状況を語り得るのか」というものです。 school.genron.co.jp 主な課題の内容は「2010年以降の日本が直面している問題点を効果…

「偽善」は何故嫌われるか? ~やさしさポトラッチを回そう~

突然ですが「偽善」って嫌われますよね。 「やらない善よりやる偽善」なんて言葉もありますけど、少なくともその言葉を言わなければならない場面って「偽善」が叩かれてる時ですから、まだまだ「偽善」って嫌われてるんだろうなというのが僕の感覚です。 す…

『know』論  スーパーにフラットせよ

以前、第5回課題について記事(前編・後編)を書いてみた批評再生塾の、新たな課題が提出されました。 課題は以下のもの。 「細部」に宿る「神」を探せschool.genron.co.jp 一つの作品、あるいは、一作家を対象とし、あえて、重箱の隅をつついて下さい。つ…

しくじりの効用[後編] ――言葉遊び的リアリズムの創作

※この記事は前回の記事の続きですが、単独でも読めるようになっております。 さて、前回は批評再生塾の第5回の課題「誤読、誤解、行きちがい、失敗を考え直す。しくじりの効用を論じて下さい。」を拝借して、ライトノベル『ツルツルちゃん』と僕の誤読体験…

しくじりの効用[前編] ――「誤読」の可能性 『ツルツルちゃん』体験を例に

東浩紀さんの『動物化するポストモダン』を読んでからというもの、「批評」というものについて考える機会が日毎に増しているような気がします。 そんな中で今まさに進行中の批評再生塾についても追ったり追わなかったりしてるわけですが、最新の課題を見たと…

創作と批評の非対称性 創作者は「おこって」いいのか?

先日、漫画『進撃の巨人』の実写化映画について超映画批評の前田有一さんが40点という点数を付けたところ、実写版『進撃の巨人』の監督である樋口真嗣さんが自身のフェイスブックに「やったぜ!大先生に褒められたら、どうしようかと思ったが、これなら安…

モノでありヒトであるアイドル -そしてXENOGLOSSIAへ-

先日書いた記事 アイドルも芸人もスポーツ選手もアニメキャラも漫画家も作家も人格を持つな - 話しかけないでください。オタクのことが嫌いですq9q.hatenablog.com のコメントで「アイドルは二次元なのか三次元なのか」という議論についての話を頂きました。…

批評とは何か?

最近、ちょっとしたきっかけからこのような議論を読みました。 激論!音楽批評とは? -高橋健太郎 vs. 微熱王子-togetter.com 2012年ですから3年も前ですね。しかし今でも通用する議論でしょう。 論争における両者の立場をごく簡単にまとめると、音楽批評に…

俺ガイルは純文学である

アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』の第10話、第11話を立て続けに見まして、すこし思うところあったので書いてみたいと思います。 「本物」求める純文学 本作品の最近の展開の中で重要な主題として浮かび上がってきたのが「本物」という…

『パンク侍、斬られて候』読みましてん

すこし前に町田康さんの『パンク侍、斬られて候』を読み終わりました。 今回で町田康さんの本は二冊目なんですが、かなり面白かったです。その魅力はちょっと一言には収まらないし、そもそもうまく言語化できないし、僕がまだ感じられていない素晴らしさもあ…

純文学はライトノベルである

「ライトノベルは果たして文学か」という議論は、今なお盛んに行われているのではないかと思います。 最近も 鼎談「ライトノベルは文学か」にまつわる議論 - Togetterまとめ というのを読みまして。ふむふむなかなか難しいなと思う次第です。 それでこの議論…

ライトノベルをとりまく「ライト批評」「ライト批判」

はじめに確認しておきますと、今回の記事でとりあげる「ライト批評」「ライト批判」は「ライトノベルのライトさを批判するような批評」のことではありません。ライトノベルのようにライトな――つまり"お手軽な"批評・批判のことです。 こと「ライトさ」やそれ…

『魔法少女まどか☆マギカ』は龍騎ではなくファイズである  ~決断主義の克服を目指して~

最近、今更ながら『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語』を見ました。 ただそのことは実はあまり関係無くて、今回は主にテレビ版の話です。 (まどかマギカと仮面ライダーシリーズ各作品についてのネタバレを含みますのでご注意ください) 『魔法少女…

ラッスンゴレライ徹底解剖!

ラッスンゴレライってなんですの? ということで、昨今「どこが面白いのか分からない」「笑いどころが分からない」といわれがちな8.6秒バズーカのネタ「ラッスンゴレライ」のネタ上の意味について、徹底的に解剖したいと思います。 ただし、予め断わっておき…

批評と批判の違い

批評 批評ってなんだ ふりむかないことさ 批判 ってなんだ MaわレMEら輪な居 こ と さ …… 僕は批判とはすべて結果論であると考えています。そして批評はその逆の……なんというのでしょう、前提論でしょうか? とにかく時間軸において逆の方向を向いている考え…