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話しかけないでください。オタクのことが嫌いです

オタクの嫌いなところを列挙したり解説します。ときにはオタク達の矛盾を指摘します。話しかけてもいいですよ。でも。オタクのことが嫌いです。

フェミニズムが男性の協力を得られないわけ、そして弱者男性がフェミニズムに助けられないわけ

 前回の記事にも書いたフェミニズムと弱者男性について、やはりまだ十分に書けていないのと、前回少しぐだぐだと間延びさせてしまった感があるので、もう一度書いてみたいと思います。

 

フェミニズムが男性の協力を得られないわけ

 今回はなるべく簡潔に終わらせたいと思います。早速タイトルについて考えてみましょう。

 前回の記事で紹介したエマ・ワトソンさんのスピーチは、男性に向けてフェミニズムへの協力を仰ぐ内容を含んでいました。そしてそれは今現在「男性側の協力が不十分」であることを示すとともに、今回の協力要請もおそらくうまくいかないであろうことを感じさせます。

 何故、男性はフェミニズムに協力しないのか?

 それは端的に言って、フェミニズムが女性のためのものだからだと言えると思います。

 もっとはっきり言ってしまえば、そんな事をしても男性の自分にとっては何の得にもならないし、また、損得を超える至高性もフェミニズムには感じないからです。

 

弱者男性がフェミニズムに助けられないわけ

 このことは非常に残念なことだし、女性側からすればけしからんことだと思われるかもしれません。

 でも、男性側のこうした気持ちに、恐らくあなたたち女性は、共感するチャンスをもっています。

 それが「キモくて金の無いおっさん」すなわち弱者男性との出会いです。

 恐らく、というより願わくば、女性達もこうした「キモくて金の無いおっさん」にすこしくらいは共感や同情を感じてくれるでしょう。場合によっては、かなり丁寧に親身になって彼らのことを考えてあげられるかもしれない。

 でも、実際に助けるとなれば、戸惑います。

 もちろん、助けられるなら助けた方が好ましいのは分かっている。それを為すためのやさしさも不足してはいない。でも、相手のために自分にできることは数少ないし、彼らを虐げているのは私たちではないし、そもそも、彼らを助けるのはフェミニズムの役目でもなければ、女性の役目でもない。

 かなり、もっともです。

 でも、悲しいと思いませんか。

 もっともであるがために、男性側もまたフェミニズムに協力できないとしたら。

 

フェミニズムが男性の協力を得られないわけ

 これは、ほとんど言い訳です。フェミニズムに協力すべきと思いつつも、やはりどこかで踏みとどまってしまう。そういう男性の言い訳です。

 もちろん、助けられるなら助けた方が好ましいのは分かっている。それを為すためのやさしさも不足してはいない。でも、相手のために自分にできることは数少ないし、彼女らを虐げているのは私たちではないし、そもそも、彼女らを助けるのは自分の役目ではない。

 上記で嘘があるとすれば「それを為すためのやさしさも不足してはいない」くらいでしょう。でも、そうした薄情さを果たして女性側は責められるのか。

 今回かなり蓄積されたであろう「フェミニズムが弱者男性を助けなくてもいい理由」の恐らく大部分は、そのまま男性がフェミニズムに協力しなくていい理由に転用できます。

 本当に悲しいことですが。

 今回の件の本質はおそらく、争いでも、議論でもありません。

 共犯です。

 男性側はフェミニズムに協力しないことで

 女性側は弱者男性を助けないことで

 互いが互いの態度を許し、正当化してしまっている。

 互いの口から出る言葉とまったく逆のことをし、そしてそれが実のところ互いにとって都合がよかったりする。そういうものなのでしょう。

 なんともまぁ、うんざりする結論ですが、僕はこの結論に結構自信があります。自信なんか持ちたくないですが、恐らくこういうことになってしまうんだろうなあという虚しい実感がある。

 こうした実感に対して、もし仮に、互いが互いにやさしさ・おもいやりを取り戻せば、ことはゆっくりながらも解決に向かうと思います。そして前回の記事ではその希望について語ったとも言える。

 とはいえ、それが実際には難しいだろうなというのが、今回のこの記事です。

 いや、でも、そんな絶望ばかり語ってても何の役にも立たないですよね。

 どちらかが動かなければ、やはりどちらも動かないと思います。

 あえて言うなら、恋愛のようなものです。どちらかがまず一歩踏み出さなければ、関係は進歩しない。片や女性、片や偏屈な草食系男子。かなり絶望的な状況ですが、どちらかが踏み出さなければならない。僕自身、どうしたらいいのか分からない、女性側になにを求めればいいのかも分からない。恐らく双方そんな状況でしょうが、なんとか、どちらかが一歩踏み出すなり、せめて自分の望みを(相手のことを慮りつつ)述べることはできないでしょうか?

 なにかアイデアがあれば、是非とも実行してください。